2012年12月4日 07:37
ずっと独身でいるつもり? (14) 「孤独死」なんかこわくない
幸い、私は友人に恵まれていますし、近くに住んではいないけれど家族もいます。
仕事相手にも、これを読んでくださっている読者のみなさんにも恵まれています。
とてもじゃないけど「ひとりで、孤独に生きている」なんて、失礼なことは言えないです。
あと、ほんの少しですが、怖いと思うのは「好き勝手に独身を貫いて、気ままな暮らしをしておいて、困ったときだけ他人を頼るなよ」という、世間の視線です。
「夫婦」というチームを組むのがまだまだ当たり前の世の中で、「独身」というのはその「当たり前のルール」に従わないはぐれ者として見られるのです。
好きではぐれ者になっているわけではないのですが、そういう人間が、例えば肉体的に困ったことや、何らかの理由で金銭的に困ったことになったときに「頼る人間、相談できる相手はいません」ということになれば、周りから「好き勝手に生きてきた人間に迷惑かけられたくない」という白い目で見られるのではないか、と想像してしまうのです。社会的な、例えば生活保護などの制度を頼ってもたたかれそうだなと思ってしまう自分がいます。
そういうことを考えるときのほうが、孤独死を考えるより、もっと「このまま生きていて、いいんだろうか」