2012年12月11日 12:07
セブン銀行ATMの視覚障害者向け”音声ガイダンス”体験! 1回利用で100円寄付!
ちなみに、数字の5には突起があり、それを目安に数字に位置が分かる。
一番下の列は左端が「*(アスタリスク)」、真ん中が「0」、右端が「#(シャープ)」。
ガイダンスでは、取引を中断する場合は「*(アスタリスク)」、確認する場合は「#(シャープ)」を押すよう教えてくれる。
この数字と記号の配置と操作方法は、視覚障害のある方には標準で、セブン銀行もそのことを確認の上、数字・記号配置と操作方法を決めたという。
「*」や「#」の位置は普段はほとんど意識することはなかったが、こうした意味があって決められていることを初めて知った。さらにガイダンスが進んでいくが、普通の会話よりもテンポが速い。
これは、視覚障害の方にとっては、「間」があると不安に感じる方も多いため、少し速めの案内にしているからだ。
ガイダンスでは、耳の裏のボタンで音量を調整できることも案内され、少し聴力の弱い筆者も音量を大きくすることができ、聞きやすくなった。
さらに、ガイダンスに従ってカードを挿入。
「ミ・ツ・ビ・シ・ト・ウ・キョ・ウ・ユー・エ・フ・ジェ・イ・ギ・ン・コ・ウ」と合成音声が、挿入した金融機関名を、ゆっくりと教えてくれる。