くらし情報『賃貸住宅のカビ、手入れを怠った場合は回復費を支払わねばならない!』

2013年5月22日 10:47

賃貸住宅のカビ、手入れを怠った場合は回復費を支払わねばならない!

引っ越し作業でできたキズは、引っ越し事業者で加入している保険で対応してもらえます(保険に加入していなくても、事業者側の責任となります)。引っ越し作業では、キズがつかないよう養生してくれる会社を選ぶと同時に、家屋についての賠償責任にも速やかに対応してくれるような会社を選びましょう。時間がたつと、引っ越し作業でついたキズかそうでないかがあやふやになり、対応してもらうのが困難になることもあります。

■どんなキズ、汚れも事前に写真で撮って、保管しておこう

退去時に立ち会いはあっても、入居前の立ち会いをしてくれるところは多くありません。入居前に部屋についているキズや汚れは日付入りの写真で撮影しておき、保管しておきましょう。退去時に、自分がつけていないキズや汚れの原状回復費用を請求されることのないよう、あらかじめ対策が必要です。

■設備の耐用年数をチェックしておこう

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、耐用年数によって原状回復義務が借りた側に発生する場合と発生しない場合があるとされています。例えば畳床(畳の中に入っている板、心材)、カーペット、クッションフロアは6年で価値が1円となり、長く住み続けた場合の原状回復費用負担は最低1円です。

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