2013年8月7日 18:15
【人生相談】うちのオウムが「いくさじゃあああああ!」と叫ぶので困っています
誰かが話したら注目する、そして話し終わったら自分が話す番だとわかる」この会話の基本を学ぶことから、言葉を覚え、話し出すのです。
会話の基本を学ぶことで、言葉を覚え始めます。まずは一語発話から。そして次第に、二語発話、三語発話と増えていくのです。これは、人間だけではなく、オウムやインコにも当てはまると思います。オウムやインコは、群れをつくって生活している鳥です。群れを作るということは、コミュニケーションが必要になってきます。そのコミュニケーションは、声が使われているんです。
つまり、オウムやインコは会話でコミュニケーションをとっているのです。ペットのオウムやインコにとって飼い主は、大事な仲間。だからこそ、コミュニケーションをとろうとして人間の言葉を覚えようとするんです。
ですので、言葉を覚えさせようとするのではなく、話しかけて会話をしてあげれば、きっと新しい言葉を覚えてくれるはずです。あせらず、人間の赤ん坊と同じように接してあげてくださいね。
(イラスト: のでこ)
平松隆円…化粧心理学者 / 大学教員
1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。