くらし情報『【雑学キング!】「天才は1%のひらめきと99%の努力」は大うそ!? 名言の誤解』

【雑学キング!】「天才は1%のひらめきと99%の努力」は大うそ!? 名言の誤解

1872年/福沢諭吉

えーと、つまりこれは勉強しまくって勝ち組に入れっていうことですか? ぎゃー、夢も希望もない! まあ、著書名が「学問のすゝめ」だから当たり前のことではあるんですけど。これを言われちゃ「貧乏でも金持ちでも人間に差はないぜ!」みたいなことは二度と言えませんね。

■初心忘るべからず(世阿弥)

能を大成した世阿弥の名言です。現在は一般的に「何かを始めた時の最初の志を忘れないで」という意味で使われていましたね。僕もそう思っていました。

ところが、このとき世阿弥が本当に伝えたかったのは少し違って「最初のときの芸の未熟さや失敗したときに味わった屈辱を忘れるな」ということだそうです。同じ意味のようですが、詳しい人によるとちょっと違うようです。どういうことでしょうか?

例えば、入社式の日に先輩が壇上で「初心忘るべからず」というのは世阿弥さんとしてはちょっと違うようです。
本来は働き出してしばらくして、様々な失敗を経験した人に対して「初心を忘れるべからず」と使う言葉だったそうです。
過去の未熟な自分を思い出したり、それを補うためになにくそと頑張ったときの思いを忘れるな、という意味のようです。

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