【雑学キング!】「天才は1%のひらめきと99%の努力」は大うそ!? 名言の誤解
■健全なる精神は健全なる身体(肉体)に宿る(ユウェナリス)
古代ローマ時代の風刺詩人であるユウェナリスの言葉で、身体が健全ならば精神も自ずと健全になるという意味で使われているようです。ですが、これももちろん言葉通りの意味ではありません。
当時の古代ローマでは、幸せになるために人々は神に対して「お金持ちになりたい」、「才能が欲しい」、「美貌が欲しい」などと様々なことをお願いしていました(なんだかどこかの国の誰かの願いと似ていますね)。それを見た風刺詩人のユウェナリスは、そんなに多くを求めて願いを叶えたところで、身を滅ぼすだけである、と説きました。続けて、もしも神に祈るとすれば、「健やかな身体と、誘惑に負けず政治に関心を抱く健やかな精神」こそを願うべきだと考えたわけです。(※Wikipediaなどを参考)
ついつい様々なことに対して欲深くなってしまう現代にこそ、本来の意味で使われるべきためになる言葉ですね。
■天才は1%のひらめきと99%の努力(エジソン)
発明王エジソンのとても有名な名言です。この言葉を知った人は、あの天才のエジソンでさえも惜しまぬ努力をしていたのか!とちょっと勇気づけられる言葉です。