【雑学キング!】最近あまり見かけませんが……パンチパーマのススメ
そこから若い人に広まっていったのと、殴るという意味の"パンチ"、それからパンチを効かせるの"パンチ"などいろいろな意味を込めて『パンチアイロン』という商品が生まれたんです。それがパンチパーマの由来になっているようです」
――なるほど~。しかし、どうして廃れてしまったのでしょうか?
「ファッションとして、という以上に『アウトローな男』というイメージがついてしまったからでしょうね。男のなかでも硬派な人がパンチパーマをかけるようになってしまった。『容疑者はパンチパーマの……』という報道もよくありますね。ファッションから離れてだんだんマニアックな方向になっていってしまったんです」
■パンチパーマは究極の技!
――今ではパンチパーマをかけられる理容師もだんだん減っていると聞いたんですが。
「パンチパーマをかけるには理容師の技術が必要なんです。理容師にとって究極の技術と言ってもいいでしょう」
――きゅ、究極ですか!?
「160℃のアイロンを使いながらすばやくカールをつくらなければいけません。
もちろん、お客さまの皮膚に触れてしまったら大やけどをさせてしまいます。また、長くあてつづけていると髪も痛んでしまう。