【コブスくんのモテ男道!】消防庁が教える 地震が起きる前に備えるべきこと
引き出しや外開きの扉にはストッパーなどを取り付け、中身が飛び出さないようにしておきましょう。
また、東北地方太平洋沖地震の際、都心に住む人らの体験談を聞くと、「本棚、食器棚、飾り棚、冷蔵庫など、背の高い家具の上部に置いていた本、CD、食器、時計、書類、文房具、ノートパソコン、雑貨などはことごとく落ちてきた」という証言が多数得られました。
これらを防ぐためにも、モノを置く場所にも配慮したいところです。
・家電の落下防止
家電製品が転倒、落下するのも家具の転倒と同様に大変危険です。地震の際、都心の自宅マンションでテレビを見ていたAさんはこう言います。
「買ったばかりの薄型テレビが前に倒れてきて一瞬で画面が破損散乱しました。普通ではない地震だと察知しましたが、精神的なショックが大きくてかなり動揺してしまいました」。
また、油断しがちなのが照明器具です。
普段からネジはゆるんでいないか、電球にひびが入っていないかなどのメンテナンスが必要です。
家電も家具同様に、機種や種類によって適切な転倒防止法を選んで処置しましょう。
地震など大災害に備える「備えあれば憂いなし」の精神は、大人の考え方、行動として問われることではないでしょうか。