【コブスくんのモテ男道!】パリジャン直伝!モテるエスコート術とは
「一つ目の伝統的なエスコートは、どんな女性に対しても必要なんだ。
これはオペラや音楽鑑賞などのために正装で出かけたときに、長いスカートが引っかからないように導いたり、車に乗るときは女性の手を持ってバランスを崩さないようにしたり、エスコートマニュアルの本に書いてあるような基本的なこと。
いわゆるマナーなんだから、こういうことができないと女性がげんなりしてしまっても仕方がないんだよね。
一方、二つ目のエスコートは女性を守ろうという思いやりによるもの。たとえば工事現場の横を通るときには上から物が落ちてくる危険がないかなどを確認して安全な道へ誘導するとかね。
だけど、フェミニストの女性には二つ目のエスコートはしない。女性を特別視するレディファーストを嫌い、必ずしも好意的に取られないことがあるからね。重い荷物を持ってあげようとすると『バカにしないでよ!自分で持てるわよ』とキレた子もいたくらい。
これは、ちょっとさびしくもある。男の願望として、高いハイヒールを履きながらヨタヨタと重いバッグを持たれるよりも、横にいる男がそのバッグを持ち、姿勢よく歩いてくれた方が美しいだろう?隣にいる女性をいかに美しくみせるのかが男の力の見せどころだと思うし、エスコートの基本なんだ」