【コブスくんのモテ男道!】管理栄養士が教える。飲みすぎはデブのもと!
200kcalの目安は、『ほろ酔い気分になってきた段階』です。そのあたりでとめておくと太ることはなく、健康に良い飲酒となります」
――お酒を飲んだ日はご飯を減らすことで、カロリーの調節はできますか?
西山さん「できません。人の体ではアルコールを直接エネルギーとして利用するための機能が不充分です。一方で、お米やパンは消化分解されて、体内にブドウ糖として吸収されると速やかにエネルギーとして燃焼されるので、お酒をたくさん飲んだ日に、一食分を減らす方法での調節は望ましくないのです」
――お酒を飲むときに、一緒に食べるとカロリーの上昇が抑えられる、太りにくい食べ物はありますか。
西山さん「食物せんいが豊富なものを選んでください。腸からのブドウ糖の吸収速度をゆるやかにすることと、せんいに吸着させて油脂を体外に排泄する効果があります。特に、食事の最初に、野菜やきのこ類、ワカメやもずく、めかぶなどの海藻類を食べておくと、あとから食べる料理の過剰な油脂の吸収を防ぐことができます。
また、たんぱく質を一緒にとることで、肝臓の代謝を助け、アルコールの解毒やカロリー代謝がスムーズになるので、植物性たんぱく質の豊富な冷ややっこ(湯豆腐)