【コブスくんのモテ男道!】心療内科医に聞く。否定されたときの心の持ちよう
こういった場合は、会社というシステムをうまく利用することです。納得ができないことに対して主張することは、当然の権利です」と言います。
では、通勤途中に「肩があたった」などと因縁をつけられた、ショッピング中に店員から邪けんに扱われたなど、見ず知らずの相手から八つ当たりを受けたときは、どう考えればよいのでしょうか。
「存在そのものを否定された気持ちになりがちですが、八つ当たりをする人というのは、相手は誰でもよいわけです。『自分が個人攻撃を受けたのではない』と自分自身に言い聞かせましょう」と野崎先生。
最後に、野崎先生からのアドバイスを伝えます。
「何よりも『お前はだめだ』と言われたときに、すべてを否定されたと思わないことです。完ぺきな人は世の中にはいません。
誰しもコンプレックスや自信の無さを胸に抱いて生きています。自分自身にひそかに自尊心と自信を持てるよう努力していくことが、他人から否定されて落ち込む辛さを救ってくれると思います」
誰かから否定されるような言葉を投げられたとき、ただ落ち込むだけではなく、相手の発言の意味を考えてみる――。
野崎先生の、「自分の存在のすべてを否定されたと思わないこと」