【コブスくんの使えそうな仕事術】からし、ワサビ、ショウガ、ネギ。薬味には「腹やせ」効果が!
・ワサビ
鼻にツーンと抜けてしゅっと消える辛味は、すりおろすときに生まれるアリルイソチオシアネート(アリル芥子油)という成分によるものです。殺菌、消臭効果に優れ、食中毒予防にもなるほどです。それに消化液の分泌を促す役割があるので、便秘予防にもつながります。ですので、刺し身などの生ものや、ステーキなど肉料理に添えられることも多いでしょう。また、血栓予防、骨を増強する作用もあります。
・からし
鼻にツンとくる辛味は、ワサビと同じアリルイソチオシアネートという成分によるもので、効能もワサビと同じです。なお、この成分は揮発性なので、時間がたつと効果がなくなります。食べる直前に練ると成分の効果が高まります。
・ショウガ
ショウガオールという辛味成分が含まれ、発汗作用、解熱、消炎作用があります。また、消化を助け血行を促進し、便秘解消など、内臓脂肪がたまっておなかが出てくるのを防ぐ、メタボの改善も望めます。
さらに、保温作用で体を芯から温め、冷え症や風邪、肩こり、腰痛予防に効果を発揮します。胃腸に効く漢方薬の素材でもあり、風邪のときにはショウガ湯として飲用され、シップとして塗り薬にも応用されるなど、昔から薬効が高いことで知られています。