【コブスくんの使えそうな仕事術】からし、ワサビ、ショウガ、ネギ。薬味には「腹やせ」効果が!
・ねぎ・にら・にんにく
硫化(りゅうか)アリルを多く含み、ビタミンCも豊富で体に有害な活性酸素を抑えます。ビタミンB1の吸収を助け、糖質の代謝を促し、血液中の脂肪の燃焼を促進するので、おなかぽっこり予防に役立ちます。血液サラサラ効果もあり、コレステロール値を抑え、血栓の予防など期待できます。
また、疲労回復につながり、よく、「元気のモト」として料理に使用されます。
・トウガラシ
辛味成分のカプサイシンが多く含まれます。整腸作用があり、脂肪を燃焼してエネルギー代謝を促し、肥満予防になります。さらに、カプサイシンは血液の粘度を下げてサラサラにするので、血行を促進して冷え性の解消に効果があります。
薬味のとりかたについて、福田先生は次の注意を加えます。
「香りも成分も体に作用する度合いが強いので、食べ過ぎは禁物です。やせたいからといってワサビをドカ食い……は辛くてさすがにできないでしょうが、欧米人がおすしを食べるときにワサビをたんまりつけているでしょう。日本人があの量で食べ過ぎると、刺激が強くて下痢、胃痛を起こします。
また、薬味は薬ではなくて食品です。それ単独で減量効果などが期待できるものではなく、バランスの良い適量の料理に添えて食べて初めて、その効果が期待できるということです。