【コブスくんのモテ男道!】鍼灸師(しんきゅうし)に聞く。肩こり解消簡単ツボ押しベスト5
ただし、皮膚につめ跡ができる、内出血をする、ケガをするほどまでに押さないようにしましょう。
次に紹介する5つのツボは、押す順序などを考える必要はありません。違和感があるツボを重点的に刺激するようにしてください。
ただ、冷えやだるさがある場合は、体の末端から中心部まで、つまり、1から5の順番に刺激をしていくとよいでしょう」(丸尾先生)
■イライラや不安感が原因の肩こりにも効く
では、具体的にツボをご紹介します。以下の説明は、丸尾先生談です。
1.合谷(ごうこく)
このツボのくぼみは「谷」のようで、体を巡る気があふれる場所と考えられています。体調に不具合が出ると、左右の合谷のどちらかが、あるいは両方が痛むほど、体調のサインを発するツボです。
肩こり対策をはじめ、腰痛、頭痛、歯痛、のどの腫れや痛み、胃腸の不調、だるさ、心身症などにも効果がありますから、覚えておくと応用が利くツボでもあります。
ツボの位置:手の甲の、親指と人さし指の骨が交差する部分にあるくぼみ。もう一方の手の親指で押し、人さし指側に向けて押したり、親指と人さし指でつまむようにします、また、親指側や手首に向けてとあれこれ押す方向を変えながら、痛みや違和感を覚える場所を探り当てましょう。