【エンタメCOBS】いつの間にか増量していた? クリスタルガイザー
まだ「お金を出して水を買う」ということが一般化されていないころですね。日本国内でのミネラルウォーターの消費量もまだまだ少なかったですから。
――販売当初はミネラルウォーターを買う人が少なかったわけですが、目に見えて販売数が多くなったのはいつぐらいからなのでしょうか?
堀内さんだいたい1990年代の終わりぐらいから水不足の問題などが重なり、少しずつ売れ始めました。その後2000年問題の際に、何かあった場合のために水の備蓄をする動きがありました。そのころから「お金を出して水を買う」ことが浸透し始めました。
――なるほど。急激に売れるようになったのは2000年あたりになるのですね。今現在もミネラルウォーターの売れ行きというのは上がり続けているのですか?
堀内さん今現在もずっと伸びていますね。
日本国内でのひとりあたりのミネラルウォーターの消費量も年々増加していまして、売れ始めた2000年では8.6リットルだったのが2011年では24.8リットルと約3倍になっています。
――今ではそれだけ水を買う消費者が増えている訳なんですね!ひとつ気になってることがありまして、クリスタルガイザーのボトルは、ほかのミネラルウォーターのボトルが軽量化される以前からペコペコと柔らかかったと思うのですが……
堀内さん実はクリスタルガイザーは1994年の販売開始からずっとこの薄くて軽い軽量ボトルなんですよ。