2012年7月30日 17:00
【コブスくんのモテ男道!】大人の乗り物酔いに効くツボ・ベスト4
東京と地方を長距離バスやフェリーでよく往復するという知人が悩んでいるのは、乗り物酔い。市販の予防薬を服用しているけれど、頭重感、めまい、だるさなど、時差ボケの感覚に似た不調を感じると言います。
そこで、鍼灸(しんきゅう)師で太子橋鍼灸整骨院院長の丸尾啓輔(まるお・けいすけ)先生に、その対策ツボを教えていただきました。
■自律神経がバランスを崩している
丸尾先生は、乗り物酔いに伴う不調について、こう説明します。
「大人の乗り物酔いは、乗り物から降りたらすぐに改善するというものではなく、しつこく吐き気やだるさが続くことがあります。
二日酔いと似た症状ですが、お酒を飲んでもいないのに『酔う』のは、乗り物の振動、揺れによって自律神経のバランスが崩れている、耳の奥にある平衡感覚を保つ機能が不調だと考えられます」
では早速、それらに効果があるツボを教えていただきましょう。
1.築賓(ちくひん)
「賓」は「大切なお客」を意味し、築賓とは、足の働きを築く大切な場所という意味があります。足がむくむときにリンパの流れを促すため、乗り物酔いの特効ツボとして知られ、吐き気やだるさに効果があります。
長時間の乗車前におきゅうをする、磁気の粒を張るなど、予防のために覚えておきたいツボです。