くらし情報『【エンタメCOBS】キャンプで使える科学ネタ』

【エンタメCOBS】キャンプで使える科学ネタ

狙い目は温燻で、日帰りキャンプでも間に合うし、温度面でも段ボール箱で問題ないからだ。

用意した段ボール箱を筒状に組み立て、食材を乗せた金網を上面から吊るす。上面には煙が抜けるように切り込みを入れるか、調整できるように開閉式にしておくのがポイントだ。その後、アルミ皿などに入れたスモークウッドに火をつけ、段ボール箱の下段に入れれば完了。あまり知られていないが、しょうゆやオリーブオイルの薫製がお勧め。食材の代わりに、耐熱容器に入れておけばOKだ。多めに作っておけば後々も薫製テイストの料理が簡単に楽しめる。

温燻ではベーコンやジャーキー、魚介類の薫製が味わえる。
ベーコンなら6時間、魚介は2~3時間程度で完成だ。市販のソーセージを1~2時間燻(いぶ)すだけでも味わいは大きく変わるので、余興としても手軽に楽しめる。

なお、薫製の香りや保存性は、煙に含まれるアルデヒドやクレゾールのたまもの。どちらも健康的なイメージの無い物質だが、人体には影響がないレベルとのことなので、安心して楽しんでいただきたい。

■シャーベットを作る

冷蔵庫の無い野外では火よりも深刻なのが氷。温んだビールやジュースでは、せっかくのバーベキューも興醒めだ。

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