【雑学キング!】お医者さんって、病気にならないの?医師の健康管理方法を聞いてみた
続いて、小児科医S先生(48歳)に話をうかがいましょう。
「インフルエンザワクチンだけは毎年打ちます。インフルエンザは抗原性が毎回変わるので、免疫力がつきませんから。あと、手洗いはマメに行っています。それから、ビタミン類を意識して取るようにする……そのくらいかな?」
お医者さんとはいえ、健康管理については一般の人とあまり変わらないようです。
■「かぜをひいたかな?」と思ったら……
「医者の不養生」ということわざがあるように、お医者さんだってかぜをひくこともあります。そんなとき、お医者さんはどのように対処しているのかうかがいました。
「のどが痛いな、と思ったら、『桔梗湯(ききょうとう)』という漢方薬を飲みます。
飲むときは、少量のお湯で溶かし、うがいをする要領で、ノド全体に薬が行き渡るように薬をノドにしばらく留めてから飲む。そうすると、大体すぐに治りますよ」(前出のK先生)
「私は、日ごろからうがいを励行しています。特に『かぜをひいたかな』と思ったときは念入りに。ただし、塩水です。ヨード液(いわゆるうがい薬)は、炎症を起こしかけた粘膜に刺激を与えてしまうことがあるので、使いません。