【コブスくんのモテ男道!】糖尿病専門医に聞く。1日1回と3回の食事ではどちらが太る?
食事をすることで自律神経の切り替えが行われます。体内時計が調整され、体温を上げて基礎代謝が上がりやすくなります。
1日1食では、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、代謝に悪影響を及ぼして内臓脂肪が蓄積しやすくなります」
さらに、腸への刺激についても説明します。
「食事は腸のぜん動運動を高めるための重要な刺激となります。その刺激が腸の動きを活発にさせ、スムーズな排せつを促します。1日に1回しか食べないなら、1日に1度しか腸に刺激が与えられません。定期的に刺激を与えるため、1日3回の食事が適切なのです」(福田先生)
最後に福田先生は、
「食事のリズムを整えるにあたって最も大切なのは朝食です。朝食だけを1回とればいいのですか?と質問されることもありますが、それでは1食がドカ食いになりやすいのです。
満腹だと感じさせるホルモンは、分泌されるまでに20~30分ほどの時間がかかります。それが出てこないうちに早食い、ドカ食いをしてしまうと満腹感を覚えず、カロリーオーバーの食事をしがちになります」
と付け加えます。
1日にこまめに食事をして体の活動のためのスイッチを入れ、脂肪をため込まず排便を促す、というのが太りにくい食事リズムの秘けつのようです。