【コブスくんのモテ男道!】歯科医が教える。「熱のはな」の正体とケア法
江上先生主に乳幼児のころに感染したウィルスが神経節に潜んでいて、おとなになってから活発に働くと考えられています。発症時期は、20歳~30歳ぐらいが多いと言われています。
ウイルスを持っている親などおとなから口移しをされた、キスをされた、幼稚園や学校の日常行為でも感染すると言われますが、誰がウイルスを保持しているか分からないわけですし、それらの行為に神経質になる必要はありません。
「熱のはなができやすい」と言う人が多いのは、一度感染すると、ウイルスが神経節に住みついて再発を繰り返すことが原因です。毎月のようにできる人もいます。
――口内炎が口の外側にできたということでしょうか。
江上先生それは違います。口内炎は、皮膚の表面にできた「傷・ケガ」ですが、口唇ヘルペスはウイルスが原因ですから、原因も対処も違うものになります。
■熱のはなの上から化粧をしてはいけない
――熱のはなはどういう経過をたどるのでしょうか。おとな同士は感染しますか。
江上先生口の端が腫れぼったく感じ、ぴりぴりしてきます。半日~数日後には水泡ができて赤く腫れます。
この時期に、水泡がやぶれた部分に他人が接触すると感染しやすくなります。