【エンタメCOBS】まるで現代アート? 「世界タメシガキ博覧会」をレポート
ほかにも例えば発展途上国では実用で使えるかどうかを重視する傾向にあるためイラストが少ないなど、国によって違いがあることも面白いですね」と話してくれました。
なるほど。「落書き」などと軽く見ていましたが、「現代アート」とは……。奥が深い!
試し書きの楽しみ方が分かったところで、早速「作品」を見ていきましょう。
まずは、わが国・日本から。
描かれているのはお侍さんでしょうか。どうやら筆ペンの試し書きのようで、イラストもさることながら、文字もレベルが高いものがあります。取材当日は外国人も来場していましたが、日本国民として誇らしい試し書きですね。
しかし、「あかしやさんま」と書いてあるのはなぜでしょうか?もしかしたら本人……のわけないか。
お次はフランス。
ファッションの国というイメージがあるだけあって、オシャレな試し書きになっています。イラストが多いのもフランスの特徴で、見ているだけで楽しくなってきそう!
続いてはインドです。
茶色い紙に黒のボールペンで書かれ、一見地味そうに見えますが、よくよくチェックしてみるとそこには数式がいっぱい。数学の教育に力を入れている国だけあって、数式を書くのに適しているかどうかを確認しているのでしょうか。