くらし情報『【エンタメCOBS】世界の保存食「へー」な話』

2012年11月29日 14:10

【エンタメCOBS】世界の保存食「へー」な話

を考えて賞金12,000フランをもらいました。

■瓶詰から缶詰に! イギリス人が開発

瓶詰は大変有効でしたが、瓶は重くて割れやすいので容器の改良が求められました。そこで1810年にピーター・デュランドというイギリス人の商人が缶詰を考え出したのです。缶詰は当初は軍用として多く使われました。ちなみに缶詰が大量消費されたのはアメリカの南北戦争が最初。日本で缶詰が普及したのは、関東大震災(1923年)以降のことだと言われています。援助としてアメリカから缶詰が送られたことがきっかけでした。

ちなみに田川水泡先生の『のらくろ』(1931年連載開始)の中に、のらくろが牛の大和煮の缶詰をおかずに飯ごうの炊きたてご飯を美味しそうに食べるシーンがあります(笑)。


■レトルト食品もそもそも軍用

保存食として一般的になっているレトルト食品も、もともと軍用に開発されたもので、アメリカ陸軍が(食べた後の缶の処理が大変なので)缶詰の代わりにと作りました。ところがアメリカではレトルト食品は一般には使われませんでした(アポロの宇宙食に採用)。レトルト食品を世界で初めて一般に販売したのは日本の大塚食品なのをご存じでしょうか?1968年に登場した『ボンカレー』です。

(高橋モータース@dcp)

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