くらし情報『【エンタメCOBS】もしも科学シリーズ(24):もしもスーパーマンが実在したら』

2012年12月9日 13:10

【エンタメCOBS】もしも科学シリーズ(24):もしもスーパーマンが実在したら

シリーズ3作目の「スーパーマン3」では、ボウリングのピンをくしゃみで破壊する。DVDで確認すると、少年が投じて2秒後にレーン中間に達したボールを、くしゃみで吹き飛ばし0.8秒後にピンに到達する。くしゃみのエネルギーがすべて伝わり、ボールを加速し続けたと仮定しよう。

ファウル・ラインからピンまで約18メートルなので、ボールは残り9メートルを毎秒16.8メートル/秒ずつ加速し、最終的には秒速17.9メートルに達する。時速64.5kmでピンが粉砕されるか疑問だ。

もしファウル・ラインに置いたボールをくしゃみで吹き飛ばしたら、ボールはレーンを1.46秒で駆け抜け、秒速24.5メートル、時速88.3kmでゴールに達する。これならピンどころか、設備も破壊できそうだ。
少年が使ったボールを8ポンド(=約3.62kg)とすると、500円硬貨(7g)なら秒速785.7メートルで吹き飛ばせるエネルギーだ。
マッハ2.31のコインなら、銃弾よりも殺傷力は高いだろう。スーパーマンが花粉症になったら、とにかく逃げるのが一番だ。飛翔能力も危険に満ちている。1作目の「スーパーマン」では、いとしのロイスを救うために地球を逆回転させ、時間を戻すシーンがある。

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