くらし情報『【エンタメCOBS】もしも科学シリーズ(24):もしもスーパーマンが実在したら』

2012年12月9日 13:10

【エンタメCOBS】もしも科学シリーズ(24):もしもスーパーマンが実在したら

デイリー・プラネット社は凄惨な殺人現場と化すはずだ。

透視能力はさらに怖い。Xレイ・ビジョンとも呼ばれ、鉛を透過できないことから、エックス線が使われていると推測される。経済産業省の資料によると、日常生活で受ける放射線量は以下の通りだ。
・胸部X線集団検診(1回・0.02秒)…0.05mSv(ミリ・シーベルト)
・東京~ニューヨーク航空機旅行(往復)…0.2mSv
・1年間に浴びる自然放射線(世界平均)…2.4mSv
・CTスキャン(1回)…6.9mSv
・臨床症状が確認される全身被ばく…200mSv

少なく見積もって、透視能力を胸部エックス線診断ぐらいと考えると、使うたびに毎秒2.5mSvを浴びせることになる。1秒で1年分超、80秒で相手を病院送りにできる。同作では、エレベーターに乗ったロイスを透視するシーンがある。

およそ11秒見つめ、27.5mSv、彼女に3.6回のCTスキャンを受けさせた計算となる。
ただし、30メートルほど離れた場所から、エレベーターの金属扉、ビルの構造体を貫いて透視できたので、もっと強力なのかもしれない。

もし10倍なら、ロイスが自力でエレベーターを下りることはないだろう。

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