くらし情報『【エンタメCOBS】弁護士に聞く 交通事故に遭ってしまった時に』

【エンタメCOBS】弁護士に聞く 交通事故に遭ってしまった時に

また、事故のために仕事を休んだ場合、その分の収入も補償してもらうべきです。特に自営業の方は、保険会社から収入の金額を低く設定されやすいんです。正当な金額の治療費、医療関係費、休業損害等を請求しないといけません。慰謝料の金額も治療期間に応じて変わってきます。

――なるほど。言いくるめられてるみたいでイヤですが(笑)、自分で全部やるのは大変かも……。

篠田弁護士言いくるめているわけではないですよ(笑)。あと障害が残ってしまった場合には「後遺障害の等級認定」を受けないといけません。
最も軽い等級は14級ですが、この認定を受けるだけでも、裁判所基準の慰謝料で110万円変わってきます。

――交通事故の被害を受けたらいろいろ考えるべきことがあるんですね。

篠田弁護士そうですね。でも当然のことなんですよ。交通事故案件は法的判断で本来複雑なもの。あまり知られていないことですが「将来の逸失利益」というものもあります。例えば、職人さんで事故に遭ってうまく腕が動かなくなったとか。その場合には、将来に稼ぐはずだったお金も補償してもらうのは当然のことですよね。
会社員や専業主婦の方でも、将来の逸失利益を受け取れる場合があります。

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