昔懐かしのきちんとしたオムライスを味わえます。中のチキンライスの滋味あふれる味、火の通し方の絶妙な卵の皮はケチャップとの愛称が抜群です。この店の味を求めて通い続ける人は絶えません。
■トンカツ
『井泉』(いせん)
1930年(昭和5年)創業のトンカツの老舗です。トンカツは和食、おはしで切れるほどの柔らかさがあるべき、という初代の考えを実践した「驚きのトンカツ」が今も味わえます。
薄い衣、柔らかくてはしでも切れるという井泉のトンカツは今もファンを増やしています。ヒレカツ定食は1,800円です。また、この店は「かつサンド発祥の店」として知られています。
1935年(昭和10年)に当時の女将さんが発明したそうです。かつサンド(6切れ入り)は850円です。
■天丼
『大黒屋天麩羅』
1887年(明治20年)にそば屋として創業して明治の終わりに天麩羅屋に転業。それでも天麩羅屋歴100年(笑)。
大黒屋天麩羅は、丼の蓋からはみ出るでっかいえび天が有名です。えびが4本、今で言うメガ飯のえび天丼は1,900円。価格もそんなに敷居が高いわけではないでしょ? 価格分の迫力は十分あります。
浅草の天麩羅はゴマ油で揚げてとても香ばしいのですが、これが天丼になると甘辛タレを多めにかけます。