男女の友情を阻む要因とは?『月極オトコトモダチ』に見る性の壁の心理学
と思って何かしら「反感」を抱くのです。
これは恋愛感情があって、そうなっているのではありません。男性には、親しい異性に対して「母親的役割」を期待する気質があります。
子どもが自分の母親を独占したがるのと同じで、自分に対して甲斐甲斐しく接してくれることを期待する性質が、「面白くない」「腹立たしい」といった感情を生みます。
人間は誰しも、多少なりともマザーコンプレックス的要素を持っているものです。女性であっても、無償の愛情を求める人っていますよね。それは、人間の遺伝子に刻まれた資質のようなものになります。
特に日本の男性は、友達であれ恋人であれ、女性に対して母性を求める人が多いのです。
また、このような「反感」は、女性に「恋愛感情による嫉妬」と勘違いさせる要因になります。
今まで友達だと思っていた男性の意外な「反感反応」によって、突然、異性として意識する。そんな状況を引き起こすため、結果的に「友情を築きにくい」関係が生み出されるのです。
■まとめ
「男女の壁」の心理学、ご理解いただけましたか。
今、どっちつかずな関係の人はいますか?彼に対して「障害」を感じるでしょうか。恋愛か友情かは、そこが分かれ道となります。じっくり考えてみてくださいね。
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