「偽りの自分」を演じるのが息苦しい…本当のあなたを取り戻す方法
忙しい日々、味気ない毎日、うるおいのない人間関係。これらに摩耗されて、あなたもケイトのように自分らしさを見失っていませんか?
自分では普段通りのつもりなのに、なぜか違和感がある…偽りの自分を演じているような息苦しさを感じる。もしそんなふうに思っているなら、それは危険な状態と言えます。
■自己呈示行動とは
「自己呈示行動」という言葉をご存知ですか。これは第三者から見える自分の姿を、自身で意図的、あるいは戦略的にコントロールする行動を指します。
「女性はみんな女優」なんて言葉が示す通り、女性は特に自己呈示行動が活発です。
例えば、普段ズボラな生活をしていても、初めて会うイケメンの前では、そんなことはおくびにも出さないですよね。人によっては「家庭的な私」を演出するのではないでしょうか。
演出は加えるものの、嘘ではない。女性の多くは、そんなふうにいいあんばいで自分を演出できます。ただ、呈示行動というのは、ひとり歩きし始めることがあるのです。
■違和感は振り返りのサイン
例えばあなたが、たまたま困っている人を見かけてフォローしたとします。相手はとても感謝してくれて、あなたもよかったと思えたのですが、その話が周囲に広まり、いつの間にか「お助けキャラ」