I LOVE BAGS! コーディネートの要、バッグを選ぶ楽しみ
■バッグをたくさん持つ理由
「カバンなんて仕事用と休みの日用、大きいのと小さいの、ひとつずつあればいいじゃないか」
と、クローゼットに並ぶ私のバッグを見て夫はいつも呆れ顔だ。彼にとってバッグは「必要に迫られて持つ機能性重視の袋」なのだろうと思う。
私にとってバッグは「所持品を持ち歩くための袋」以上のもの。日々のコーデに、その日の予定に、自分の気分に一番寄り添ってくれる相棒。
アルフレッド・ヒッチコックの「裏窓」という映画で、グレース・ケリーがエレガントなオーバーナイトバッグにナイトウエアを忍ばせて恋人の家を訪問するシーンがある。
そう。バッグというのは女の精神と大きな関係を持っているのだ。
そんな言い訳をして、引き続き次はどのバッグを買おうかなと日々獲物を狙っている。
ルイ・ヴィトン24年冬、アイコンバッグ「カプシーヌ」モノグラム・フラワーやパール輝く3本チェーン付