は、盛り上がっても続かない。楽しい内輪で他者をまなざす「サークル活動」的な遊びは、ガクチカのようなものでこそあれ、デザイン性もファッション性もアート性もない。キッチュなだけの自閉的な露悪。だからキャッチーでもない。
そんな自己本位な表現が横溢して虚名を博している今だからこそ、垢をもっと纏う社会化を垢抜けと称することから、規範によって附された習慣という垢をはらう垢抜けへ。すると環境と心理が変化していくかもしれない。
上で挙げてきたような例は、背景や奥にきちんと理屈があり、あいまいで複雑な内奥を他者のために具体的に物として表現する動きではないかと思う。自己本位なまなざしで他者をしめつけるより、自分らしく価値観を揺らす。
少しだけお洋服選びが楽しくなる1つの方法かもしれない。
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