12歳のピュアで可愛い恋にほっこり! 『はじまりの*ボーイミーツガール』- 古川ケイの「映画は、微笑む。」#31
本作の役どころについて「頭のいい女の子を好きになる劣等生だよ。そこが、気に入ったんだ。冗談を言ってばかりいる悪い生徒だけど、本当は感受性が豊かで、とても優しいんだ」と語ります。
ヒロインのマリー役を演じたアリックス・ヴァイヨは、幼少時からヴァイオリンを始め、地元の音楽学校に通いながら歌やピアノ、サーカスまでも習う音楽家です。
6歳から14歳までの子どもだけで構成される交響オーケストラに入団したり、2015年にはマルタ国際音楽コンペティションで2席を獲得すると、2016年にパリ国立高等音楽・舞踏学校に入学しました。
チェロ奏者であるヒロイン・マリーの役どころについて「プロの音楽家になるためには、大きな決意が必要よ。自分に自信がなければ、前に進むのはとても難しい。私たちは音楽に対して同じ愛情を持っているわね」と語ります。
ヴィクトールとマリー、ふたりの大きな決断は、物語が進むにつれて、周りの大人たちをも動かしていきます。
「誰かを愛したり、人生の大きな決断をするのに年齢は関係ない」ということに気づかせてくれる『はじまりの*ボーイミーツガール』は、12/16(土)より全国順次公開です。