と称賛したほど、王羲之の文字には律動感があり、三次元の奥行感があります。
ワンポイントアドバイス「空間造形美を意識しよう」
人間が凛と立っているような姿をイメージしてみましょう。
「有」は均衡がとれた美しい立ち姿。
また余白の美しさを取り、龍が天に舞い上がるような姿を線で表現してみましょう。平面に表現された拓本からはわかりにくいところですが、そこからあなたが空間をイメージし、文字を立体的に再構築しながら書くことが大事です。
臨書を勉強する上で、三次元に空間を造形した美しさを常に意識すると上達しますよ。
『おむすび』第42回 沙智の”あること”が明らかに…【ネタバレあり】