実は難しい、素敵に見せるニット選び。「愛せる1枚」の選びかた
化学繊維のものは、1年目は問題がなくても、2年目3年目と経つ頃には型崩れしてしまい、手放すことになることが多い。
だったら、トレンド性が強い形のものと白いニットを除き、ウール素材の上質なものに思いきって投資する方がニット選びは成功するのでは?と考えるようになった。
上質なニットを着ている心地よさは、間違いなく女性に幸福感と自信を与える。そして冬の間、暖かなリラックスタイムを創出してくれる。その豊かな自分の時間のために、ニットというアイテムこそ慎重に選びたいと思っている。
素材、形、色、すべて気に入っている、肌触り抜群のドゥーズイーエムクラスのニット。
こういった上質のニットに投資し、何枚か持つ。それはきっと「上質な大人のカジュアル」という、かなり難易度の高いおしゃれにチャレンジしていく上で大切な軸となる。
■ニットを3つのカテゴリーに分けて構築する
私は自分の中でニットを3つのカテゴリーに分けて考えている。
1.ざっくりした、緩めの大きいニット
これは下にシャツを重ね着したりすることもあるが、基本1枚でシンプルに着る厚手のニット。
デニムに合わせて辛口に着ることが多い。休日専用。