「面白い文章を書けない」コンプレックスがあるあなたへ【Drまあや】
一般の方でもSNSやブログで文章を書く機会が増えているかと思いますが、人に意見を言ったり感情を表に出したりするのが苦手な日本人において、救世主となったのが、「絵文字」や「顔文字」ではないでしょうか。
メールやSNSなどで、感情表現を文章の代わりに簡単に表記できるのです。さらに進化したのが、LINEで使用されているスタンプ機能ですよね。
文章に絵文字などが加わることで、内容がマイルドになり、どのような気分で著者が書いている内容なのか、一目瞭然です。ただ、これらのツールは、あくまでも私的な文章のやりとりのみで、公的記述には使えません。
■言葉、伝え方は変わっていく
言葉は時代とともに変化し、伝え方もそのときどきでツールに合わせて、より使いやすい、理解しやすい方法へ流れていきます。
日本では、流行語など、女子高校生から発信され、それが注目され、違う世代へと広がることも多々あります。最近では、「了解しました」を「り」、「本当ですか?」を「マ」と1文字で返すという究極的な表現が使われているそうです。
このような現象を否定する気もなく、むしろ言葉は変化していくものだ、と思っているのですが、とうとう1文字でやりとりをするのであれば、その先は、どういう伝え方になるのか。