巫女が教える「御守り」の役割! 取り扱い方法・持ち歩き方のお話
3.「お役目」を意識して、きちんとお戻しする
すべての物事と同じように、御守りにも「お役目」の終わりというものがあります。どんなものでも、古くなったり汚れてしまったりしたら、その本来の力は次第に失われてしまうものですよね。
同じように、私たちを守り導いてくださる御守りも、その神様のお力が災厄を祓ってくださったり、力を分け与えてくださったりと、日々お役目を担ってくださっています。
御守りは、たいてい1年後くらいを目途に、そのお役目から解放して差し上げてください。もしくは、なにかひとつの願い事(必勝祈願や安産祈願など)を込めている場合は、それが叶うまで大切にして、願いが叶ったら御礼を込めて神社にお戻ししましょう。
感謝を込めて受け、感謝を込めてお戻しする。一つひとつの御守りに対して、その気持ちを大切にしてみてください。きっと神様も、その想いに応えてくださるはずですよ!
■おすすめしたい御守りの持ち歩き方・役立て方
近年は、多くの神社でさまざまな形状の御守りが生まれ、「身につけておきやすいもの」も増えています。お財布やパスケースなどにも忍ばせやすい「肌守り」と呼ばれる薄くてかさばらないもの。携帯やバッグにつけておきやすいストラップやキーホルダータイプなど。