巫女が教える「御守り」の役割! 取り扱い方法・持ち歩き方のお話
神社にお返ししないとダメですか?
A.御守りの「お役目」には、さまざまなものがあります。もちろん、1年ごとに新しいものを受けるのが理想です。しかし、なかなか足を運べない場所のものや、ある願掛けをしてそれが叶うまでは持っていたい、といったケースもあるでしょう。そのような場合は、「〇〇までは、どうぞ御守りください」と御守りに願いを込めて、できる限り汚れたりしないよう丁寧に扱うように心掛けましょう。
■御守りに「祈り」と「感謝」の気持ちを込めて
御守りの捉え方については、こんな風にたとえて考えてみていただけると、わかりやすいのではないでしょうか。あなたの手元に、あの大好きな神社と神様への「窓口」がひとつ、開いたのだと……。
つまり、「いつでも」「どこでも」その御守りを通じて、私たちの心は神様と繋がることができるのです。もちろん手元に御守りがなかったとしても、私たちの心が神様の方を向いていれば、その想いは必ず届いています。
けれども、私たちはつい「目に見えないもの」のことを忘れて、勝手気ままに行動してしまうことがありますよね。
そんな忘れやすい生き物である私たちのために、神様の分身のような存在である「御守り」