音楽と性は強い結びつきがある 女性の性を解放する6曲
坂口安吾の『恋をしに行く』は恋することへの葛藤を通じて、男女の恋愛観の差異を描いた作品です。恋に肉体は関係なく、精神のみを恋愛と考える主人公・谷村は「信子」に告白しようしますが、信子はヤリマンと噂される女性でなかなか思いを打ち明けられない――といった物語。
アーバンギャルドの『恋をしに行く』には、「恋をしに行く 行為をしにいく」という歌詞があり、「恋」と「行為」(セックス)をかけていることが聴き取れます。
坂口安吾の『恋をしに行く』をもとにこの曲が書かれていると仮定すると、この曲の主人公は信子でしょうか。歌詞の中の女性は、恋とセックスを重ねつつも、どこかで痛みを感じています。
坂口氏の作品内で主人公・谷村は「音楽は肉欲的だから好まない」と言っています。
坂口氏の『恋をしに行く』を読んだ上でアーバンギャルドの『恋をしに行く』を聴くと、男女における性愛の価値観の違いを感じ取れそうです。
『恋をしに行く』の歌詞はこちらから
■『軽薄ナヒト』umbrella
ヴィジュアル系バンド、umbrellaの楽曲『軽薄ナヒト』。
男性目線の歌詞ですが、とにかく一つひとつの言葉選びにエロスを感じます。