2014年5月28日 15:00|ウーマンエキサイト

収入の不安を減らす方法とは?【お金の不安解消特集2】

お金の不安は情報を知るだけで軽減できる部分もある。では、主婦のどんな不安に、どんな情報が“効く”のだろうか? ご自身も主婦であるファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんにお話を伺った。

収入の不安を減らす方法とは?【お金の不安解消特集2】

■不安ケース1 夫に万一のことがあったら?夫に万が一のことがあれば、生計を支えられていた妻子には遺族年金が支給される。遺族年金とは、年金制度のひとつで、夫が入っていた年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)の種類によって、どういう条件で、どれくらいの額がもらえるかが違ってくる。

ザックリとした遺族年金の額としては、18歳までの子どもがいる自営業家庭で、月額およそ8万円~10万円、会社員・公務員家庭なら、月額およそ13万円~15万円といったところ。また、夫がマイホームの住宅ローンを返済中で、団体信用生命保険(団信)に加入していれば、住宅ローンの残りは団信の保険金で相殺される。

■夫に万一に備える民間の保険は?夫に万一のことがあった場合、上記のような仕組みがあるので、最低限の生活は維持できる。これらの保障で足りない分は、妻の収入や民間の生命保険でカバーするのが基本だ。
とりわけ妻が専業主婦だったり、子どもが幼い家庭は、妻の稼げる額に限度がある場合が多いため、民間の生命保険から受け取る保険金が頼りになる。

一般的な保険金の目安としては、夫が会社員や公務員なら3,000万円~4,000万円程度、遺族年金が少ない自営業家庭なら4,000万円~5,000万円程度と言われている。もっとも、これはあくまで一般論。子どもの教育(私立か公立か)、住まいの形態(持家か賃貸か)によっても、備えておきたい保険金の額は違ってくる。たとえば持家の場合は住宅ローンは団信で相殺されるが、賃貸住まいなら、住居費も含めた額で保険金は準備しておかなければならないからだ。


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