2014年7月9日 12:00|ウーマンエキサイト

まったりと京都を堪能。“町屋づくし”の京都散策コース

京都駅に降り立つと、聞こえてくる“はんなり”したやわらかい言葉遣いのせいでしょうか、東京とは違う“たゆたうような時間”がゆったり流れている感じがして思わずにんまりしてしまいます。ああ、今、京都にいる! そう思えることが嬉しくてたまりません。バカンスはもちろん、たとえ仕事であっても、京都は私たちをそんな旅情に誘ってくれます。

つい先日も京都を訪れてきました。今回は、京都をこよなく愛するわたしが厳選した“町屋づくし”の京都散策コースをご紹介します。

1軒め:
300年の歴史を誇る茶舗、一保堂京都本店の喫茶室「嘉木」
京都に着くと、まず訪れることにしているのが、御所の南北に走る寺町通り沿いにある、一保堂の喫茶室「嘉木」。この辺り、骨董屋さんやギャラリーが連なる閑静な佇まいで、いい雰囲気なんですよ。美味しい日本茶でリフレッシュして、旅程をあれこれ考えるのにぴったりです。
享保年間(1717年)の創業で、宇治発祥の「宇治製法」で作られ、上品な甘みとまろやかな味わいが特徴の「京銘茶」の老舗は、まさにザ・京都の風格です。

まったりと京都を堪能。“町屋づくし”の京都散策コース

「嘉木」では、大好物の玉露を頼みます。基本は自分で淹れるのですが、スタッフの方が丁寧に教えてくれるから大丈夫。びっくりするのは、1回に使う茶葉の量が、私たちが普段使う3倍はあること。


まったりと京都を堪能。“町屋づくし”の京都散策コース

サーブされるポットのお湯は100度で、一人でも4つ付いてくる小さい湯呑茶碗に、次々入れ替えて冷ましたら、急須に注いで1分半待ちます。これが一煎目で、二煎目以降はそれほど待たずにいただきますが、それぞれ味が異なり、その美味しさに感動! この日は笹屋守栄の「小百合咲く」というお菓子が付いて、くつろいだ気分に…。

まったりと京都を堪能。“町屋づくし”の京都散策コース


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