「片付けられない」その原因と対策はどこに!? タイプ別片付け方コツとは
■(3)、(7)、(11)に当てはまった人 =「物の入り口」に注意物は誰かが家に入れない限り、勝手に入ってくることはありません。必ず誰かが入ってくるのを許可しています。片付かないと悩んでいて、ここにチェックが付く人は、まず入り口をぐっと狭くする必要があります。
また、よく聞くのは、「こどもの物が片付かなくて…」という声。年齢が高いお子さんなら事情は異なると思いますが、小さいお子さんが「お買い得だったから」とか「可愛かったから」などと物を買ってくることはまずあり得ませんよね。片付かなくしているのは、実は大人なのです。
<改善策>
自分が物を買い過ぎていないかはもちろん、子どもの物の場合、おじいちゃんおばあちゃんからのプレゼント、お下がりの洋服やおもちゃについても考えてみましょう。もらいものに関しては、相手の気持ちを考えるときっぱりと断りにくいこともあるでしょう。
しかし、物を収納できる空間は限られています。管理できなくてストレスがたまるようなら、相手との関係性も考慮しつつ、ミュニケーションを図って改善していきましょう。
■(4)、(8)、(12)に当てはまった人 =「物の出口」に注意一度入ってきた物を、いつどのように家から出すのかも、片付けにおいては大きな問題です。物の出口がないと、いくら入口を狭くしても物は減りません。増えていくだけです。
「もったいない」というのは素晴らしい美徳ですが、物は使われてこそ活かされるもの。どんなに高価ないただきものでも、しまいこんで使わないのでは、相手にも何だか申し訳ない気がします。まずはどうしたら活かすことができるか考えてみましょう。
<改善策>
「月に1回」でも、「この箱が一杯になったら」でも構いません。自分なりの時期を決めて出口を広げる作業をしましょう。「何かに使える…」と取っておいてしまうものについては、本当に使えるのか、他のもので代用できないか、どのくらいまでなら取っておいてよいのかなどを考えてみましょう。
片付けで悩みたくないという場合、一度は出口を最大限広げる必要があります。これを最初にできると後がすいぶん楽になりますし、繰り返すうちに自分の管理能力に見合った出入り口を作れるようになります。