どこが違う? 何がポイント? 感じのいい人と悪い人 


■感じが良いコミュニケーションのポイントは? 「感じが良いコミュニケーション」を目指すために、非言語コミュニケーションを向上させるポイントを7つに絞ってみました。

どれも基本的なことですが、大人同士はもちろん、子どもと接する際にも意識することで、子ども自身のコミュニケーション能力を養うのにも役立つと考えています。

(1)相手の話を聞く気持ちを持つ
(2)笑顔で相手の目を見る
(3)相づち・うなずきをする
(4)基本的に相手の話は最後まで聞く
(5)相手のトーンに合わせる
(6)疑問や分からないことは質問する
(7)むりに共感納得は避ける

(5)の相手のトーンに合わせるというのは、相手が楽しそうに話していたらこちらも楽しそうな気持ちで、相手がじっくり真剣に話をしていたらそちらに合わせて、ということです。トーンが合うことで、相手は安心して気持ちよく話ができます。その結果、話して良かったと言ってもらえることにつながります。

また、(6)の質問するですが、質問は相手の話をよく聞いて自分の中で考えていないと出てこないですし、質問をすることでコミュニケーションが深まります。

最後に(7)の、ムリな共感納得は避けるですが、思ってもいないことで「わかるわかる」「私もそうなの」と言ったとしても、それは自分も疲れますし、相手にとっても嘘になってしまいます。そんな時には「なるほど〜そんな風に思うのね」と受け止めて流しましょう。


そのほか、自分がいやだな…と感じたことを反面教師として取り入れるのも、良いきっかけになるはず。

ただし、ここで気をつけたいポイントがあります。それは、「自分の価値観」を押し付けすぎないこと。「感じのいいコミュニケーションは『こうあるべき』」と思ってしまうと、そうではないケースを認めにくくなり、かえってコミュニケーションの摩擦を生んでしまいます。注意してください。

もうひとつの言語コミュニケーションの向上については、以前のコラム「言いたいことを分かりやすく伝える『説明力』を高める方法」でお話ししていますので、そちらもご覧ください。
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