ちょい足しで美味! 実はカンタン「中華調味料」活用術6選

食べ慣れた家庭料理の味はホッとしますが、その一方でマンネリ化も気になるところ。そんな時に役立つのが「中華調味料」です。シンプルな炒めものも、ちょい足しすると本格中華に早変わり。市販の中華の素にプラスしてもOKです。

目次

・紹興酒
・花椒(ホワジャオ)
・豆鼓(トウチ)
・八角
・XO醤
・五香粉(ウーシャンフェン)


ちょい足しで美味! 実はカンタン「中華調味料」活用術6選

(c) norikko - Fotolia.com



■紹興酒

紹興酒は中国の醸造酒で、独特の甘みと酸味、そして漢方薬にも似た香りが特徴。お酒としてそのまま飲むだけではなく、中華料理では調味料としてもよく使用されます。

使い方は日本酒や料理酒と同じ。たとえば、野菜炒めを作るときの日本酒を紹興酒に替えると、中華料理らしい香りが加わり、ほかの調味料を変えなくても本格派の味に。
肉や海鮮に下味をつけるときも、紹興酒を使うと本格中華の味にグッと近づきます。

また、市販の素を使って麻婆豆腐を作る際に、肉を炒める工程で紹興酒をちょい足ししても、風味がアップしておいしいです。

■花椒(ホワジャオ)

花椒は中国ではとてもポピュラーなスパイスです。山椒とよく似た香り・味ですが、花椒は辛みがやや強め。しびれるような辛み、そしてさわやかな香りが特徴です。

実は四川風麻婆豆腐のあのしびれるような辛さは、唐辛子とこの花椒によるもの。中華特有のしびれる辛さを出したいときには欠かせません。

家庭で使うなら、粉末状が便利。
炒めものはもちろん、餃子のタネや唐揚げの衣に少し混ぜ込むと、いつもとは違った香り・刺激を楽しむことができます。

子ども用に甘く作った麻婆豆腐や炒めものでも、あとから花椒を加えることでしびれ感と風味が増し、大人も満足できる味に変えられます。

■豆鼓(トウチ)

豆鼓は大豆を発酵させたもの。大豆から作られるところは日本の味噌やしょうゆと同じですが、使い方や味は少し異なります。

豆鼓は黒くシワシワになった豆のような見た目で、塩気と旨みが強いことが特徴。炒め料理・蒸し料理・煮込み料理など、さまざまなメニューに使えて、深いコクをプラスしてくれます。

たとえば、麻婆豆腐や回鍋肉などに使う場合は、豆鼓を軽くつぶして細かく刻み、ニンニクや唐辛子を使うときのように油で少し炒めてから、そこに具材を加えていきます。これが、豆鼓の風味やコクを引き出すコツ。
また豚の角煮を煮込む際に、豆鼓を何粒か加えると中華風に仕上がります。

スーパーなどでもよく見かける豆鼓醤は豆鼓をペースト状にしたもので、こちらも刻んだ豆鼓と同様に調理できます。


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