青空の下みんなでわいわいバーベキューをするのは、休日感たっぷりで格別の楽しみですよね。食材を焼くだけだから簡単…と思いきや、初心者は火起こしや道具の準備に案外手こずるものです。バーベキュー当日にモタモタしないためにも、必須アイテムやあると便利な道具をしっかりチェックしましょう!
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バーベキュー道具をそろえる前に! 最低限チェックすべきこと
はりきって道具や食材を準備する前に、まず確認してほしいのが以下の項目です。
・参加人数
・メンバーの男女構成や子どもの有無
・会場の設備
・会場の立地
参加人数は、食材だけでなくバーベキューコンロやテーブルの大きさ、調理器具の数などさまざまなものに影響します。だいたいでいいので、事前に把握しておきましょう。
また、若い男性が多いなら肉を、女性が多いならフルーツや野菜類を、子どもが多いならソーセージやおにぎりを多めに…というように、メンバーの構成によっても準備するものが変わってきます。
会場については、車の乗り入れが可能か、近くで買い出しができるか、レンタルや持ち込みのルールはどうなっているかなどをチェックしておきましょう。
バーベキューの必須アイテム【その1】火起こし道具
次に、バーベキューの必須アイテムをご紹介します。まずは火起こしの道具です。
□バーベキューコンロ(グリル)セット
網と鉄板がセットになっているタイプが便利。5~7名向けくらいの標準サイズは汎用性が高いです。
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□炭または木炭
炭は割高なことが多いので、木炭でもじゅうぶんです。1時間あたり1kgを目安に準備しましょう。
□着火剤
新聞紙などでも着火はできますが、時間がかかります。初心者には必須です。
□多目的ライター(チャッカマンなど)またはライター
ライターはやけどの危険があるので、柄の長い多目的ライターがおすすめです。
□トング(炭用)
食材とは別に、長めのトングを用意しましょう。
□軍手
網や鉄板、炭を扱うときに必要です。多めに準備しましょう。
バーベキューの必須アイテム【その2】備品いろいろ
□クーラーボックス
食材や飲み物を保冷するために必須です。キャスター付きタイプだと移動も便利。
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□保冷剤または氷
クーラーボックスに入れて保冷します。氷はコンロで炎が上がったときの鎮火にも使えて便利です。
□テーブル
特に調理はテーブルの上でおこなったほうが衛生的です。
□レジャーシート
荷物を置いたり座ったりするのに必要です。大きめのものを用意しましょう。
バーベキューの必須アイテム【その3】調理器具&食器
□包丁、まな板
2~3セットあると、複数の人が調理できるので便利です。
□トング(調理用)
最低でも、加熱前の肉□魚介類用と、加熱後用の2本を準備しておきましょう。
□アルミホイル
じゃがいもを包んで炭に入れたり、網の上で食材を蒸し焼きにしたりできます。
□お皿、コップ、割りばし(フォーク)
お皿は少し深さがあると調味料を入れやすくておすすめ。コップをお皿にセットできるタイプも便利です。
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バーベキューで必須の定番食材は?
次に、バーベキューといえばこれ!という定番食材をご紹介します。
□肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)
□ソーセージ
□野菜類(たまねぎ、ピーマン、とうもろこし、ナス、かぼちゃ、じゃがいもなど)
□きのこ類(エリンギ、しいたけなど)
□魚介類(エビ、ホタテなど)
□焼きそば
□焼きおにぎり
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肉類の量のめやすは、一般に男性1人につき300g、女性は200gくらいとされています。とはいえ最近は女性のほうが肉を食べるケースも少なくないので、参加メンバーの好みを事前にチェックしておくとベターでしょう
ソーセージは大きめを選ぶと、バーベキュー気分が盛り上がります。冷凍の焼きおにぎりは、網で温めるだけですぐ食べられるのでおすすめです。
バーベキュー気分がアップする食材もプラスしたい!
定番食材にプラスするなら、「これがあると盛り上がる!」「あるとうれしい!」という食材を選びましょう。
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□マシュマロ
とろ~りとろけたマシュマロは、バーベキューデザートの鉄板です。クラッカーに砕いた板チョコを載せ、とろけたマシュマロをサンドするとさらにおいしい&おしゃれ!
□ポップコーン
網の端っこに載せておくと、忘れたころにパン!とはじけるので盛り上がります。
□フルーツ、漬物など
ずっと肉や焼き物だと飽きてくるので、箸休めや口直しがあるといいでしょう。
こんなグッズがあるとさらに便利
必須アイテムに加えて、あると便利なグッズもご紹介します。
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□ベンチ、イス
長時間立ちっぱなしや地面に座るのは疲れるので、3人掛けくらいのベンチがいくつかあると重宝します。
□タープ、テント
日よけや雨よけになります。タープは夏場の熱中症対策、テントは荷物入れや着替えにも活躍します。
□うちわ
火起こしのときに、あると便利です。
□虫よけ
蚊取り線香や虫よけスプレーは、特に夏場には必須です。
□日焼け止め
1日中外にいると、思いの外日焼けするものです。特にお子さまにはぜひ。
□ウェットティッシュ
タレや油、炭などが手についたときに重宝します。
楽しんだあとは片づけもきちんと!
□洗剤、スポンジ、新聞紙など
後片づけのときにあると便利です。新聞紙は着火のほか、油を吸わせたり、生ごみを処理したりするのに使えます。
□ゴミ袋
ゴミは持ち帰りが基本です。分別できるように、多めに準備しましょう。
今回は、初心者でも困らないためのバーベキュー準備についてご紹介しました。いかがでしたか? バーベキューは準備だけでなく、後片づけも大切です。火の始末やゴミの処理をきちんとするなど、マナーを守ってバーベキューを楽しんでくださいね!
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