【ラク家事の秘密は冷蔵庫にあった! 第1回】 “見える化”で食材の迷子をなくす、 冷蔵庫の正解ルール
1. 冷蔵室は7割以下、冷凍庫は7割以上をキープ
ものを詰め込みすぎると、吹き出し口をふさいで冷気の循環を悪くしたり、照明が行き届かず庫内が暗くなりがち。
冷蔵室は7割以下、冷凍庫は7割以上を基準に収納すると、庫内がよく見えて節電にも効果的です。
冷蔵室は
棚の横幅を3等分して、3分の1のスペースをあけるというルールを作ってしまえば7割以下をキープしやすく、逆に冷凍室はものが少ないと電気代が余計にかかるので7割以上の目安でスペースを埋めることで、節電効果を高められます。
2. 下段中央はゴールデンスペース! いつもあけて見通しよく
たいていの冷蔵庫は、吹き出し口も照明もセンターに設置されているので、
中央を開けておけば冷気の流れや明かりをさえぎりません。特に下段の中央は出し入れしやすく、ものがたまりやすい危険ゾーン。ここは普段から何も置かず、いざという時の予備スペースに。
3. 中身が“見える”入れ物で使い残し・食べ忘れ防止
食材を入れる容器は、同じもので統一すると効率よくスペースを使えます。また、
中身が見える透明プラスチックやガラス製なら、迷わず取り出せて、使い残しや食べ忘れも防止できます。
4. 食材の“指定席”を決める
保存場所を決めることで、使い忘れや二重買いの防止、ストックの管理、掃除もしやすくなります。特に作り置きは、よく目について出しやすい場所にまとめて
指定席を作れば食べ忘れも防げます。
“見える”冷蔵庫になれば、自分も家族も気持ち良く使えそうですね。本著にはそのほかにも、
同じジャンルでまとめる収納や、
取り出しやすい収納、
エリアごとに機能を踏まえての収納なども掲載されています。