決戦は水曜日! 金曜日まで疲れをためないお風呂のはいりかた
お風呂にお湯をはって、ゆっくり疲れをとりたいと思う日々。でもその思いは、家事とテイクアウトしてきた仕事の山にかき消されてしまい、結局お湯をためるのも面倒に。自分の要領が悪いのかと思ったら、女性の半分以上、
56.7%が、同じように思っていたことがわかりました。
ゆっくりお風呂に入りたいけど準備は面倒。複雑な女心
株式会社バスクリンが、20~50代の女性200人を対象におこなった「働く女性の曜日と疲れ及びケアに対する意識調査」によると、「浴槽浴が好き」と答えた人は81.2%、「シャワーより身体的にも精神的にも回復する」と感じている人は91.8%にまでのぼった一方で、「お湯をためるのは面倒」という答えが56.7%、「入ると時間がかかり面倒だから、できれば入りたくない」という人が36.5%という、相反する結果が出たそうです。
ゆっくりお風呂に入りたいのに入れない……。 そのジレンマが、そのまま数値になってあらわれています。
もっとも湯ぶねにつかりたい曜日は70%以上の人が同じ答えに
さらに、「1週間のなかでもっとも浴槽浴にふさわしいと思う曜日とは?」の質問には、70.7%が、金曜日と回答しています。金曜日は、土日が休みの人にとっては働き終わりの日。平日にためた仕事の疲れを浴槽浴でリフレッシュした上で、休日をむかえたいという思いがあるようです。
同時に気になった結果が、2位の水曜日、16.3%。
実はこの水曜日が、1週間の疲れに対する
意識のターニングポイントになっていることが、調査でわかったのです。
水曜日は名実ともに1週間の折り返し地点
同調査での、「あなたが【疲れ】を最もお感じになるのはいつでしょうか?」という質問を集計したところ、水曜日を境に木曜日、金曜日と倍増していることがわかりました。
具体的には、
「週末まで2日もあると思うと、肉体的にも精神的にも疲れを感じる」
「気分や体の感覚はもう金曜日でもおかしくないのに、まだ水曜日だと気づくことが多い」
といった意見があり、「え?まだ週の真ん中なの? シンドローム」が原因になっていると考えられます。
また、2013年にイギリスで女性2,000人を対象におこなわれた調査でも、女性がもっとも老けて視える時間は水曜日の午後3時30分という結果が発表されています。