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ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事
「『テレビ子守り』子どもへの影響って? 2歳のテレビっ子が成長した結果」で実施したアンケート。「子育てで罪悪感を感じることはありますか?」という質問に、じつに
99.7%の人が「罪悪感をよく感じる」「罪悪感をたまに感じる」と答えました。
どうしてこれほど多くのママが罪悪感を持ってしまっているのでしょうか? アンケートで集まった言葉からその理由を探ってみます。
■「私が母でいいの?」99%以上のママが罪悪感を感じている
Q.子育てで罪悪感を感じることはありますか?
よくある 59.7%
たまにある 40%
ほとんどない 0.2%
全くない 0.1%
アンケートから見えてきたのは、「食事の献立」「テレビ、スマホ育児」「遊び方」などのどれかひとつのことだけに罪悪感を感じているのではなく、たくさんのことに後ろめたさを感じているということ。多くのママが「罪悪感を感じない日はない」「私が母で本当にいいの?」と、子育て中のあらゆることに罪悪感をもって過ごしていたのです。
「どんなことに罪悪感を感じるか教えてください」という質問から見えてきたのは、必死で
「いいママ」になろうとするママたちの姿でした。
■「正しさ」を求めてしまうママたち
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多くのママがあげたのは「ママの都合で子育て方針を変えてしまう」ことに関する罪悪感。何かを子どもにさせるとき、それが
「ママ都合」によってYESとなったり、NOとなったりしてしまう。
多くの育児書でも「親への信頼を保つために、一貫性のある行動をしましょう」などと書かれているものを見かけます。しかし仕事に行き、急いで夕食を作り、毎日がフル回転のママにとって、この
“一貫性”がとても難しいことがうかがえます。
大人の都合で意見を変えるとき。スマホを見せるにしても家ではダメと言っているのに、おとなしくさせたい外では率先して見せてしまう。トイトレ中のオムツも家ではがんばらせるのに、外では手間がかかるのでオムツを履かせてしまう。順番を守ることや譲ることを家では教えるのに、外で順番を守らない子がいても親御さんの前だと何も言えなくなる。
子どもの方が「ダメよ!」って言ってるのに…。
うそをついたらいけない、約束は守らないといけない、友だちにはやさしくとか偉そうなこと言うけど、私自身ちゃんとできてない…。
食事の支度やお風呂のとき。私が洗うのを待たせているときテレビゲームばかりさせている。完全に親の都合で「して良いとき」と「悪いとき」を決めていること。
大人の都合で、子どもに言うことを変えてしまっていることに罪悪感を持つということから、
「筋を通せる親になりたい」と願うママの気持ちが伝わります。
■「栄養バランスのある食事」を自分に課すママたち
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世の中にはおいしいレトルトも、栄養バランスが取れた惣菜も、有機野菜にこだわったお店もたくさんあります。それなのに、
栄養バランスがある手作りの食事を作ること。
これこそがママに求められている子育ての最重要事項と思っている人が多いのではないでしょうか。
共働き二人の男の子ママです。夕飯がお惣菜だけだったとき。さらにそれを「おいしい!」と言って食べる姿に罪悪感。
ベビーフードを食べさせること。いま三男9ヶ月。とくに二男はベビーフードだけで育ったようなもの。でも、11才の現在好き嫌いはないです。
ベビーフードは悪くないとわかっているけども、ベビーフードをあげるときの罪悪感はなくならないなあ。
また食事内容だけではなく、「仕事で忙しく子どもだけで夕食を食べさせてしまう」といった食事時間に関する罪悪感の言葉もありました。
おそらく手抜き食事にすると決めたときから食べ終わるまで、ママはずっと「申し訳ない」という気持ちを持ち続けているのではないかと思います。でもこの食事ハードルをあげているのは、じつはママ本人…。
■テレビに救われて、テレビに罪を抱く
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ちゅいママさんは、育児書に書いてあった
「テレビに子守りをさせてはいけない」という情報から、静かな部屋で子育てしようとがんばっていたといいます。しかし夕食の用意、掃除とやらなければいけないことを前にして、結局テレビを見せてしまったそう。
同じようにテレビ、スマホへの罪悪感を感じるママの声も集まりました。
まさにテレビで悩んでました! 一人っ子のため遊び相手も私のみ。
でもずっと相手するのもしんどい。旦那は帰りが遅い。私も家事や仕事もあるし。なのでテレビやDVDにお世話になりがち。これでいいのかとテレビを見る子どもの後ろ姿を見ながら料理をし、お皿を洗う日々…。
また、ママ自身がスマホを見ることについても。
子どもを見つつ、スマホを見てしまう。ちらちらスマホを見ているとバレて泣かれてしまいます。
8ヶ月でも「自分より
スマホを優先しないで!」って気持ちがあるんだなぁって思いました。
テレビに子守りをさせてはいけない。その悪影響について、おそらくほとんどのママが認識しているんだろうと思います。しかしママにべったりの子の場合や、家事が思い通りにいかないとき、「少しだけ」とテレビをつけてしまった経験は多くのママにあるはず。ただ“少しだけ”で終わらないことも多いのですが…。
さらにはママであればだれもが子どもと遊ぶことが上手なわけではありません。時間がもたないとき、どうしていいかわからないときに、テレビに救われたママも多いのではないでしょうか。
ちなみにスマホについては、「電車でぐずったり、お店でぐずったときに、最終手段でスマホ見せますが、スマホ育児とか思われるのかなぁ」というように、罪悪感より世間体が気になるという声が聞かれました。
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