連載記事:パパママの本音調査
救急車を呼ぶか迷ったらどうする?【パパママの本音調査】 Vol.288
■どれくらいの症状のときに救急車を呼ぶべき?
緊急度の低い病気や怪我で救急車を呼ぶのは良くないとわかっていますが、一体どれくらいの緊急度なら呼んでいいのかもなかなかわかりません。次にご紹介するのは、救急車を呼ばなかった人や、ちょっと迷った経験のある人たちのコメントです。
「子どもが怪我をしてしまったとき、救急車を呼ぶより車で行ったほうが早いと思い、救急病院に電話したら『すぐ連れてきてください』と言われたので、救急車は呼ばずに車で連れていきました」(福島県 30代女性)
「家の近くで子どもが自転車にひかれたときに呼びました。くるぶしの肉が剥がれ骨が見えていたんで。これくらいだったら呼んではいけなかったのかもしれませんが、かなり動揺して呼んでしまいました」(大阪府 40代女性)
「正直どの程度で呼んでいいのか悩みます。昨年、私が腹痛で息もできないくらいひどくなり、主人が車で救急病院に連れて言ってくれましたが、後から私よりも軽い腹痛の人が救急車で運ばれてきて、その方が優先で私は後回しになりました。結局其の方は点滴をして帰って行き、私は4日間入院になりました。
救急車を呼べばよかったと後悔しました」(千葉県 40代女性
■救急車を呼ぶ前に救急電話相談
救急車を呼ぶかを迷ったときは、
#7119 救急相談センターに相談する(平成29年4月1日現在:東京都、奈良県、大阪府、福岡県と札幌市、横浜市、和歌山県田辺市が実施)という手があります。また、夜間のみとなりますが
#8000「小児救急電話相談」もあります。(こちらは全国で実施)小児科医や看護師が症状に応じた判断をしてくれます。
「救急電話相談に電話をしたら、呼んだほうがいいと言われたので呼びました。救急車を呼ぶなんて初めてのことで慌てましたが、相談したことで救急車到着までに、保険証やお薬手帳、現金を用意する気持ちの余裕が持て、医療機関の手続きをスムーズに行うことができました。判断に迷ったら救急車を呼ぶ前に、まず医療機関に相談することをおすすめします」(東京都 40代女性)
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