連載記事:パパママの本音調査
子ども同士のケンカ・おもちゃの取り合い 親はどう対処してますか?【パパママの本音調査】 Vol.299
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子どもがお友だちと遊ぶようになると、必ずあるのがおもちゃの取合い。子ども同士の問題だから、なるべくは子どもだけで解決するのが理想だとわかっていても、なかなかそうはいかないことも。パパママ世代に調査したところ、見守るか間に入るかは、子どものケンカの内容ではなく別のところにポイントがあるようでした。
Q.子どもがおもちゃを取り合い! どう対処する?
1.何もしない 19.1%
2.自分の子に譲るように言い聞かせる 22.5%
3.他のおもちゃを提案する 41.3%
4.その他 17.1%
他のおもちゃを提案するという人が41.3%ともっとも多い結果となりました。自分の子に譲るように言い聞かせるという人と、何もしない人はほぼ同数。相手の親のタイプによって対応を変えるという意見もありました。
■ある程度までは見守ることで経験にさせる
おもちゃを取られて悔しい思いをすることも、おもちゃを取って相手が泣いたりすることも経験してみなければわからないこと。親が口出しをするのは、手を出したりしたときという声が多くありました。
兄弟間や仲の良いママ友とお友だちであれば、こうした対応がベターなのかもしれません。
「ある程度までほっておきます。ここはと思うようなときには、子どものお互いの意見を聞いて解決するようにしていました」(神奈川県 40代女性)
「しばらく放置しますが、血がでそうなら止めに入ります(笑)。ケンカは小さいうちに経験したほうがいいと思うので」(滋賀県 50代女性)
「親が無理やり何とかすることだけは避けたい」(東京都 40代女性)
「大人の都合で、その場の雰囲気で揉めないようにと介入するのは、子どもに不満が残ってしまうと思います」(大阪府 40代女性)
「ケンカすることで社会性が身につくそうなので、あえて止めません。手が出るなら止めます」(埼玉県 30代女性)
「手が出るようなら注意するけど、おもちゃの取り合いも小さいときに経験しておきたい大事なことだと思います。自分が取って相手が遊べなくなったり、自分が取られて嫌な思いをするのも勉強だと思います」(神奈川県 30代女性)
「毎回大人が介入して解決していると、子ども同士で解決できなくなるので、なるべく静観でした。うまく解決できたり、自分から譲ってあげられたときには褒めていました」(神奈川県 50代女性)