「おからパウダー」でマイナス13キロの産後ダイエットに成功! 料理家麻生怜菜さんの活用術と簡単レシピ2選
大ブームの
おからパウダー。不足しがちな
食物繊維を簡単に摂取でき、
腸活や
デトックスにぴったりのスーパーフードです。
1日スプーン3杯をいつもの食事やドリンクにかけるorまぜるだけでよいので、仕事や子育てに忙しいママも気軽にとり入れられます。
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おからパウダーはダイエット中の人にも人気です。おから研究会代表の
麻生怜菜さんは、なんと半年で
マイナス13kgを達成。第2子出産後に体重の減り方が鈍く、毎食大さじ1のおからパウダーを摂取するようにしたところ、出産前の体型に戻せたといいます。
そんなおからの魅力とおから研究会の料理家による全117レシピが掲載されているのが
『おからパウダーでスッキリ腸活レシピ』。本の中から、おからの上手なとり入れ方やレシピをいくつかご紹介します。
■おからパウダーを食べるとやせられるの?
おからは、大豆から豆腐を作るときのしぼりかす。
40%以上が食物繊維で、その量はなんとごぼうの
7.6倍、バナナの
約40倍というから驚き! 日本人女性は食物繊維が不足気味ですが、おからパウダーを
1日大さじ3杯プラスするだけで平均的な不足分が補えるそう。
おからの食物繊維の大部分は
不溶性食物繊維で水に溶けにくいため、
腸の働きを活発にしてくれるといいます。不溶性食物繊維は胃の中で水分を吸収してふくらむので、
満足感や
満腹感を得やすく、食べ過ぎを防止できるのもうれしい点。
ダイエットを意識する人は、食事を野菜から食べる「ベジタブルファースト」同様、おからパウダー入りのものから食べる
「おからファースト」がおすすめ。糖質の吸収がおさえられ、満腹感から主食の量を減らせる効果が期待できます。
また、おからに含まれる大豆たんぱく質には
中性脂肪を減らす働きがあるというデータもあるそうです。
■おからパウダーの上手なとり入れ方
おからパウダーは加熱不要で、料理にそのままかけたり、まぜたりするだけでOK。味や食感にクセがないので、ほぼどんな料理ともマッチします。
1. とりあえずかける…食事やドリンクにちょいかけ。ヨーグルト、みそ汁、トースト、パスタ、カレーライスなど
2. 料理にこっそりまぜる…調理段階でまぜる。肉や魚、卵料理に
3. 小麦粉をおきかえ…揚げ物や粉もので小麦粉やかたくり粉の代用に
4. 持ち歩いて外ごはんに…昼食時にサラダやスープ、丼などにちょいかけ
さらに次のような点に注意すれば、より健康的においしく食べられます。
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1. 水分をしっかりとる…水分を吸収する性質があるので、水分が足りなくなると便秘に
2. メニューによっては使用量を守る…小麦粉の代用でパンやお菓子を作るならレシピの分量通りに。ヨーグルトや汁物は入れすぎるとダマになることもあるので注意
3. 水溶性食物繊維も一緒にとる…おからパウダーは不溶性食物繊維ですが、便をやわらかくする水溶性食物繊維もとると腸活効果やデトックス効果がアップ。なめこ、海藻類、アボカド、オクラなど