義母、ママ友、会社の同僚…嫌いな人・苦手な人との付き合い方、断り方



■嫌いな人との関係に悩んでしまうのはどんなタイプ?

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嫌いな人との付き合い方で悩む人というのは基本、断れない人。しかし、それでなくてもストレスフルな時代ですから、嫌いな人に対して良い人にならなくてもいい、断ってもいいと思います。

私たちは小さい頃からみんなで仲良く、友だちは多ければ多いほど良いという考え方の中で育ってきましたよね。それが同調圧力となって、嫌いな人とも付き合わないといけない、うまくやらないといけないと考えてしまいます。

でも、アメリカのような他民族国家の幼稚園や小学校では、無理に仲良くさせる必要はないという考え方があります。日本では、いじめなどで仲がこじれてしまった場合、なんとか関係を修復させようとしますが、アメリカではクラスを変えるなどして子ども同士をあえて離す対応をすることもあるそうです。

そのため、無理をしてでもみんなで仲良くしましょうという同調圧力が低いのでしょう。思想やバックボーンが違うのだから、みんなが同じように仲良くできるはずはないという前提に立っているのだと思います。


その考えが必ずしも最良というわけではありませんが、人口のほとんどが単一民族である日本は、どうしてもみんなが同じように感じて当然、一緒で当たり前という同調圧力が強い傾向になります。大人になって嫌いな人との付き合い方に悩む人のは、そういった教育が悪い意味で残ってしまっているタイプだと思います。

「大人になってまで嫌い、苦手と感じる人がいるなんて、自分はダメだな」

そう感じて落ち込み、我慢する人もいるかもしれません。でも、自分とは違う人間なんだと認めたうえで、嫌いであれば遠ざけてもいいのです。そう意識するだけでも、ストレスを感じることは減っていくでしょう。

■嫌いな相手を遠ざける方法

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嫌いな人、苦手な人を遠ざける方法として一番なのは、相手の申し出を断ること。「あなたの要求には答えられない」という毅然とした態度を取り続けることが大切です。

しかし、一定の人の誘いだけ断っていると、周囲は「どうして?」という反応をしてくる場合があるでしょう。
そんなとき「実はあの人のことが苦手なの」と口にしてしまう人がいますが、嫌いという感情はわざわざ伝える必要はないと思います。

例えば、「嫌いだから断っている」と口に出したら、言われた方も良い気分にはなりませんし、避けている相手にも必ず伝わるものです。また、嫌いと伝えてしまうことで、「私もそう思う」「私はそう思わない」とグループ分けができてしまいます。それが嫌いな人との付き合いで必ずしもプラスに働くわけではなく、不要なストレスをもたらすことの方が多いからです。

嫌いな人は避けてもいいとはお伝えしましたが、だからといって自分の思いをなんでもかんでも口に出していいかというとそれは違います。人と付き合ううえで、相手が聞いて不快に感じるだろうことはあえて言わないというのが大人として求められる気づかいです。「たまたま誘われるタイミングが合わなくて・・・」と言っておけば周囲も察するでしょう。

嫌いという感情は、自分の意に反して相手の言うことを聞かないといけない、同調しなければいけないというのが嫌だから生まれるのだと思います。
嫌いな人との関係に悩んでいるなら、少しずつ断る練習をしてみてはいかがでしょうか。

関係が途絶えても構わないママ友から始めて、会社の同僚、そして義母・実母と段階を踏んでいけば、嫌いな人との関係を整理・清算できるようになるでしょう。

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